アイレップに聞く
オンライン研修でも新入社員が育つ秘訣

株式会社アイレップ

育成・オンボーディング/コミュニケーションの活性化

株式会社アイレップ ✕ NeWork
導入前の課題
  • 元々はオフィスでやっていた新人研修をオンライン化したい
  • オンライン研修では新入社員同士の関係性を築きにくい
  • リモートワークだと同期にも先輩にも気軽に相談できない
選んだ理由
  • ワンクリックで会話できる、シンプルな機能が使いやすい
  • ちょっとした相談や確認で話しかけるハードルが下がった
  • NTTコミュニケーションズが提供していてセキュリティが担保されている
成果・効果
  • 研修後のアンケートで約76%でコミュニケーション量が適量~多いと回答
  • ちょっとした相談や確認で話しかけるハードルが下がった
  • リモートワークでも社員が孤独を感じなくなった

「新人研修」は、人材を育てるためには欠かせません。たとえ社会経験が浅い新卒社員であっても、新人研修を行うことでビジネスマナーや業務に必要な知識が得られるうえ、同期入社の同僚と親交を深め、互いに切磋琢磨する効果も期待できます。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行によって、会議室や研修施設に新卒社員が一堂に会するような新人研修ができず、うまく人材育成ができていない企業も多いかもしれません。もちろんオンラインでも新人研修は可能ですが、オフラインと比べればコミュニケーションの機会が大幅に不足してしまい、期待通りの成果が出せないというケースも起こり得ます。

広告会社 株式会社アイレップさま(以下、アイレップ)も、こうした課題を抱えていた企業の1つです。新型コロナウイルスが流行し始めた2020年春、同社はオフラインで行う予定だった新人研修を、急きょオンラインに切り替えたものの、新卒社員同士がコミュニケーションを取る機会が減ってしまい 、いくつかの課題が残ってしまったと言います。

この課題を解決するため、アイレップは2021年のオンライン新人研修において、NeWorkを導入し、コミュニケーションの活性化を図りました

果たして、同社の2年目のオンライン研修は成功したのでしょうか?

同社の新人研修を担当する柳沢ゆかりさんと佐久間絵理さん、そして実際に新人研修を受けた新卒社員に話を聞きました。

株式会社アイレップについて

1997年、株式会社アスパイアとして設立。2000年、株式会社アイレップに社名変更。博報堂DYグループのデジタルマーケティングエージェンシーとして、企業・業種を問わず幅広いクライアント企業のマーケティング活動を支援。データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業、クリエイティブ事業を通じて、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導く高度なプランニングを展開し、発展を遂げている。

導入前の課題 リモートワークの研修では、
新入社員同士の関係が構築しづらかった

アイレップでは毎年、新人研修を実施しており、新卒社員が会議室など1つの場所に集まり、業務で必要となる知識やスキルを身に付けるための講義やグループワークを行っていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、2020年度、2021年度の新人研修は、先に挙げたようなオフラインの研修ではなく、Web会議などを用いたオンライン形式で行うことに決定しました。

アイレップの佐久間絵理さんは、初めてオンラインで実施された2020年度の新人研修について、気にかかることがあったと言います。

「もともと2020年度の研修は、例年通りオフラインで実施することを前提に準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急きょオンラインで実施することになりました。研修用コンテンツを作り直したり、カリキュラムを追加したり、苦心しながら実施しましたが、対応しきれなかった部分もあったと感じています」(佐久間さん)

佐久間さんとともに新人研修を担当した柳沢ゆかりさんは、2020年度のオンライン研修でコミュニケーションが希薄になったことで、新入社員同士が関係性を構築するために時間がかかってしまったことを悔やみます。

株式会社 アイレップ
人事・総務 Unit
HRビジネスパートナー Div
佐久間絵里さん

「2020年度は、アイレップとして初めて100人を超える新入社員を迎えました。 新入社員には『同期みんなと仲良くなってね』と伝え、コミュニケーションの機会も提供していたつもりでしたが、オフラインで物理的に会えないということもあり、現実的には、関係性構築のハードルは高い状況でした。さらに、業務内容についてのちょっとした疑問も同期に気軽に相談できず、リモートワークのため先輩にも聞きづらいといった状況も散見されました。

2021年度の新人研修では、少しでも多くコミュニケーション機会を意図的に捻出し、お互いに頼り合える環境を準備して、同期同士の関係性構築をドライブさせたい、と思っていました」(柳沢さん)

株式会社 アイレップ
ソリューションビジネス Unit
総合ソリューションセールス Div
柳沢ゆかりさん

選んだ理由 2021年はシンプルで使いやすく、
直感的に声をかけられるツールを導入

オンラインの新人研修におけるコミュニケーションに課題を感じていたアイレップでは、前年に引き続きオンラインで実施することになった2021年度の新人研修において、新たなコミュニケーションツールとして、NeWorkの導入を決断します。

「NeWorkを使い始めたきっかけは、先輩に『(NeWorkを使って)ちょっと雑談してみよう』と誘われたことでした。ログインすると先輩のアイコンが表示されており、それをクリックするだけですぐに会話が始められました。一般的なWeb会議サービスの場合、会議に入室しなければ誰が参加しているのか見えませんが、NeWorkの場合は入室前に誰が参加しているのかが画面上で確認できます 。シンプルで使いやすく、気楽に声をかけられるツールだなと感じました 」(柳沢さん)

「コミュニケーションツールの導入にあたっては、セキュリティが担保できていることがはじめの要件でした。 NeWorkは、国内で実績のあるNTT Comから提供されているサービスであり、社内のDXチームが情報漏えいなどのリスクが小さいと判断したことが導入の決め手となりました。」(佐久間さん)

同社の新人研修におけるNeWorkの活用法は、毎朝の始業前やお昼休み、あるいは仕事が終わった後に、新卒社員同士が集まる場として使う、というものでした。初めて使うツールのため、使い方の手順を説明する詳しい資料も用意したと言います。

成果・効果 新入社員「NeWorkはありがたい」
「リモートワークの孤独を感じない」

こうして新人研修に導入されたNeWorkについて、研修の当事者である新卒社員たちは、どのような印象を抱いたのでしょうか?

2021年度の新卒社員である林田優さんは、「NeWorkの存在はありがたかった」と歓迎します

2021年度の新人研修では、少しでも多くコミュニケーション機会を意図的に捻出し、お互いに頼り合える環境を準備して、同期同士の関係性構築をドライブさせたい、と思っていました」(柳沢さん)

株式会社 アイレップ
テクノロジービジネス Unit
プロダクト開発 Div
林田優さん

同じく新卒社員の遠藤さくらさんは、NeWorkの「すぐにコミュニケーションできる」点が良いと言います。

「使い始めたらすぐにほかの人と話すことができて、すごくいいなと思いました。私は大学生のころに新型コロナウイルスの影響で授業がオンラインになり、別のWeb会議サービスを使ったことがあったのですが、NeWorkはほかの人と予定を合わせてURLを発行するといった手間がないため、すぐにコミュニケーションできるところが気に入りました」(遠藤さん)

株式会社 アイレップ
第2マーケットデザイン Unit
第1マーケットデザイン Div
遠藤さくらさん

同じく新卒社員の齊藤梨乃さんは、NeWorkの“見た目”に好印象を抱いたと話します。

「ほかのWeb会議サービスは仕事に使うツールという印象が強いです。けれどもNeWorkはユーザーインターフェイスがカラフルで可愛らしく、気軽に使っても、楽しいことに使っても良いツールであることが見た目から感じられました。 この点はほかのサービスと大きく異なる点だと思います」(齊藤さん)

株式会社 アイレップ
第1マーケットデザイン Unit
第5マーケットデザイン Div
斎藤梨乃さん

新卒社員からも高評価を受け、日々のコミュニケーションで活用されました。

「研修では5人のチームを組みましたが、始業前に行われるミーティングのさらに前からNeWorkにログインして、1日中つないだまま にしていました。通常はミュートにしているのですが、ちょっと空いた時間にミュートを解除して雑談するというのがチームの習慣でした。コミュニケーションの隙間を埋めるツールとして活用していました 」(齊藤さん)

「私のチームも、朝はまずNeWorkに集合していました。リモートワークでずっと家にいるため、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じていましたが、NeWorkに入ったら仕事に向けて気持ちを切り替えられるようになりました。その後もずっとNeWorkにつないでいて、時間ができたら『今のところはどうだった?』などと、すぐにほかのメンバーとNeWorkで話していました。NeWorkのおかげで、孤独を感じることはなかったと思います」(遠藤さん)

NeWorkで新卒社員に
“ちょっとしたことを聞く”習慣が身につく

2021年度の新人研修が終了した後、新卒社員に対して研修内容を振り返るアンケートが行われました。その結果、同期とのコミュニケーション量に関する問いにて、新卒社員の約76%が、コミュニケーション量は適量、もしくは多いと回答しました。

「2020年度の研修振り返りアンケートでは、同期とのコミュニケーション量について問う設問は無かったのであくまでも想像なのですが、もし聞いていたとしたら『あまり話せなかった』や『交流機会が少なかった』といった回答が多かったのではないかと思います。それに対して2021年度はNeWorkを導入したこともあり、同期同士のコミュニケーション量は全体的に増えたと考えています」(柳沢さん)

「それぞれの新卒社員が自分たちで使い方を考え 、工夫しながら使ってくれて、すごく頼もしく感じました。デジタルネイティブはすごいですね(笑)」(佐久間さん)

柳沢さんは、NeWorkを新人研修に導入したことの最大の効果は、誰かに何かを聞くというコミュニケーションのハードルを下げたことだと言います。

「たとえば『さっきの講師が話していたことはこういうこと?』とか『今の問題はこれであってるよね?』といったような、誰かにいますぐ確認したいことについて、隣の席の子に話しかけることですぐに解決することってありますよね。オンラインでは、相手の状況が見えづらいがゆえに、このちょっとした声掛けができず、悶々としてしまうことが多いと思うんです。そういった、ちょっとした確認事項や疑問点を解消するための場として、NeWorkは活用されたと思います。

入社してからの最初の1ヶ月間で、自ら他の人に質問する、自ら話しかけるということを当たり前にしておくと、現場に配属された後でも同期や先輩への声がけが自然とできると考えています。2020年度の研修期間中は、同期の間で質問し合うことや声を掛け合うことはできていたものの、習慣化するまでには至らなかった と感じていますが、NeWorkを導入した今年はちょっとしたことでも話しかけてみるということが当たり前になったことで、現場配属後の難易度の高い研修においても、質問する、聞く、話しかけるなどのコミュニケーションを積極的に行う新卒社員が多く見られます。最初の新人研修でのコミュニケーションが土台になっているからだと感じています」(柳沢さん)

リモートワークは、コロナ禍のような事態でも仕事が継続できるというメリットがあるものの、従業員同士のコミュニケーション量は、オフィス勤務と比べるとどうしても減ってしまいます。しかしNeWorkを利用することであれば、ほかのメンバーと気軽に会話することが可能になり、ちょっとした疑問についても即座に質問することができるようになります。

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